Eudaimonia ゆーだいもにあ
ギリシャ語に由来する言葉。「人間の繁栄・繁華」「祝福を受けた人々」といった訳から。 人類の調和や人類の未来を考えていくパビリオンということを示す。
AO あお
“ここではないどこか”に存在する都市。<ビーイング>や<ケルビム>をはじめとする先進技術によって導かれる「調和」によって、市民に自由と恒久的な安寧を提供している。


ネクサス ねくさす
<AO>の行政運営ならびに施策策定を担う組織。街の中心部に位置する、同名の建造物内に中枢を置く。
ビーイング びーいんぐ
AO市民に貸与されている、腕輪型のヘルスケアデバイス。ユーザの生体情報はビーイングを通じてネクサスに送信・管理され、市民の病気・事故の発生リスクは理論上ゼロに収束する極小値にまで抑えられている。市民のウェルビーイングを支え、都市の安寧を担う基幹システムの一翼であり、AOを象徴する存在でもある。


オペレータ おぺれーた
ネクサスで勤務するスタッフの総称。
ケルビム けるびむ
「情報投影膜」とも呼ばれる高密度表示技術。質感や陰影まで再現可能な特性から、AOでは建造物内外の壁面や公道の路面などあらゆる場所に展開され、表示インフラとしての役割も担う。そのためAOでは信号や道路標識、看板、公共掲示板といった物理的な情報伝達装置を目にする機会はない。
UMD(Universe Metric Distorter) ゆーえむでぃー(ゆにばーす めとりっく でぃすとーたー)
次世代転移機構。AOに元から存在する時空のゆがみを増幅させることで、異なる世界を一時的に接続し人や物の行き来を可能にする。運用はいまだ試験段階だが、複数機が存在するらしい。


メンター めんたー
「導く者」の意。ネクサスの長たるリオの役職。
フォメンター ふぉめんたー
「かき乱す者」の意で、ネクサス当局がノアに与えた指定識別名。
舟 ふね
ノア一派が使用する飛行船。AOの管理下にあったものを強奪・改造したもの。スピーカ・可動式船外デッキを備え、表面をがケルビムに覆われていることから、AOでは街宣・広報活動にも使用されていたと考えられる。表面を覆うケルビムを応用し、簡易的な光学迷彩が可能。


島 しま
ノア一派のアジトがある地域。「島」と呼称されているが、実際は四方を河川に囲まれた中洲である。α地区、β地区、γ地区の3つに分かれ、住民は<AO>管理下時代のインフラを用いて生活を送っている。


リオ りお
AOの長・メンターにして、 ヘルスケアデバイス「ビーイング」、情報投影膜「ケルビム」の開発に携わった研究者。人類が心身共に健康な未来を思い描き、末長く繁栄する良き祖先となることを目指している。


ノア のあ
AOで煽動活動を行なう人物。ゲリラ的に行われる彼女の行動は都市の調和を乱し、市民の安寧を毀損することから、ネクサス当局からは危険人物「フォメンター」に指定されている。煽動の具体的な方法・効力は不明だが、AOから強奪された機器が悪用されている可能性も。


シュカ しゅか
ノアを慕う少女。ノアが煽動活動を始めた当初から彼女と行動を共にしている。機械工学に精通しており、舟の操縦のほか、島の設備全般の修復を担う。
花譜 かふ
「KAMITSUBAKI STUDIO」始まりのバーチャルシンガー。
2018年、当時14歳にしてデビューし、素顔を明かさずに3Dモデリングされたアバターを使って活動を開始。多様な表現が生まれ続ける領域の中でも、唯一無二の歌声と世界観を持つアーティスト像を確立する。
コラボ企画「組曲」での様々なコラボレーションが話題となり、現在YouTube登録者数は100万人、総再生回数は3億回を突破。国内外に熱狂的なファンコミュニティを持つ。
活動初期からのメインコンポーザー・カンザキイオリと生み出した楽曲は高い評価を受け、2022年8月、日本武道館でのワンマンライブ「不可解参(狂)」を開催。
2024年1月には代々木第一体育館で第2章の幕開けともいえる 4th ONE-MAN LIVE「怪歌」を開催。
武道館に続きバーチャルシンガー単独公演として最大規模を更新する初のアリーナ公演を成功させた。
次世代のアーティスト活動のスタンダードとしてバーチャルとリアルの垣根を越えるべく奮闘中。


Mori Calliope もり かりおぺ
日本のみならず世界各国での人気が高いVirtual Artist。
日本語と英語を織り交ぜた独特の歌詞と卓越したラップスキルで多くの音楽ファンを魅了し、Made in Japanのアーティストとして世界での認知を広げている。最新アルバム『PHANTOMIME』はiTunesアルバムオルタナティブチャート世界10カ国・地域で1位、US Billboard Artist100、World Album、Top Album Sales、Heatseekers Albumsといった様々なランキング入りを果たす。2025年2月にはロサンゼルスHollywood Palladiumでの初の海外ソロライブが完売となり話題となった。

